2008年04月14日

杉原輝雄 がん悪化告白も生涯現役

ほんとにすごいなぁ。
健常者の私はもう少し勇気を出して頑張んないと。

10年前から闘病中の前立腺がんが転移している可能性をデイリースポーツに明かした。大阪府内の病院で検査を受け、医師から告げられた。杉原は「あと何年生きられるか分からんが、この年まで生きられたんやし、しゃあないやろ」と動じることなく、今季も国内男子ツアー第2戦のつるやオープン(24日開幕、兵庫・山の原GC)を皮切りにレギュラーツアーに出場し、「生涯現役」を貫くことを誓った。
  ◇  ◇
 前立腺がんと懸命に闘い続ける杉原が衝撃的な事実を明かした。「この前、医者から『前立腺がんが転移している可能性があります』って言われたんや。まだ、はっきり決まったわけやないけど。これからも定期的に検査を受けて調べていくことになるやろうな」。
 今年に入って、がんの進行具合の目安となる腫瘍マーカー、PSA値(前立腺特異抗原値)が急激に上昇。3月中旬に、がん治療を受けている茨木市内の病院であらためて精密検査した。はっきりとした転移は確認できなかったものの、検査結果は決して芳しいものではなかった。
 前立腺がんが発覚したのは97年12月。95年から前立腺肥大の治療を受けており、その過程で見つかった。治療の選択肢は手術とホルモン療法の2つあったが、当時60歳という年齢での手術はレギュラーツアーからの撤退を余儀なくされかねないと判断し、月に1回、女性ホルモンの注射を受けてPSA値を抑える治療を選んだ。その後、病状は安定し自覚症状もなかったが、再び病魔が襲いかかろうとしている。
 「可能性としてはリンパ節に転移していることもありうる。だとしたら、あと何年ぐらい生きられるか。3年とか5年とかかもしれん。そりゃ、気分的には決してええもんやない。でも、この年まで生きられたんやし、しゃあないやろ」
 そう語る口調は淡々としており、達観した雰囲気さえ漂っていた。今後も特別な治療を受ける考えはなく、これまで同様に月1回のホルモン注射を受けながら、今季もプロゴルファーとして最もこだわり続けるレギュラーツアーに出場することを決めている。
 自身初戦のつるやオープンは、06年にエージシュートには1打及ばなかったものの、68歳10カ月の史上最年長予選通過を果たした相性のいい大会。さらに翌週は中日クラウンズにも出場するなど今季も7、8試合にエントリーする予定だ。
 「つるやも中日も僕にとって距離は長いけど、チャンスはあるんやないかと思っている」。両大会とも石川遼(パナソニック)が出場するため、注目はそちらに集まっているが、その陰で、エージシュートと予選通過の記録更新をしっかりと見据えている。「生涯現役」を掲げる大ベテランが、自らの生きざまをかけて戦う。


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